現時点、更新ボタンを押しても何も起こりません。
まず、AiSee Web Developer開発環境で、 更新機能の処理シナリオを作成します。更新機能設計書の日本語内容を処理シナリオに入力します。具体的な操作方法が、AiSee Web Developer開発環境使用マニュアルを参照してください。これによって、更新機能のビジネスモデル部分を完成します。
更新ボタン用のシナリオ:updateSample
① データベースの接続を開始する
② チェック状態に応じた決済結果を取得する
③ 今日の日付を取得する
④ 画面から取得した各データを器にセットする
⑤ データベース内のユーザーに所属したデータを器で更新する
⑥ 画面を更新するための内容をデータベースから取得する
⑦ データベースの接続を終了する
⑧ 画面の器に取得したテーブルデータをセットする
⑨ 画面の器を返す。
更新ボタンの機能概要
① ユーザー名が一致するデータベースのレコードを更新する。
② 更新結果を画面のテーブルに表示する。
HTMLから変換ルールを元にXHTMLファイルを生成する
変換ルールを元にManagedBean(Java)を生成する
生成されたファイルをNetBeansの対象プロジェクト内に設置する
Tomcatにデプロイして起動した後、動作を確認する
反映ボタンを押す
Webデモ画面上の更新機能実現手順
AiSee Web Developer開発環境を利用して、デモ画面上の追加・削除機能作成を実演しましたが、この時点ではデモ画面上の更新ボタンがまだ機能しないです。AiSee Web Developer開発環境利用手順の理解を深めるため、更新機能の実現について、以下詳細に説明します。
次は、デモ画面中更新機能のビューア部分を指定します。この場合、ダイナミックHTMLへの変換ルールを編集することとなります。
AiSee Web Developer開発環境で、デモ画面のHTMLページに、更新ボタンのタグを探して、手動変換を行いましょう。JSFフレームワークでは、inputタグをh:commandButtonタグに変換します。変換ルール一覧に今回の操作結果が格納されます。
次は、更新機能のコントロール部分を指定します。つまり、画面の操作イベントに対して、ビジネスモデルの機能処理シナリオを割り当てます。
AiSee Web Developer開発環境で、デモ画面のHTMLページに属するフレームBeanの一覧を表示できます。
対象フレームBeanから、更新ボタンのフィールド名前所在行を選びます。
「更新ボタン」のタグのフィールド名前を好みの名前に変える事もできます。
デフォルトでは、フレームBeanの名前は、myBeanとなります。フレームBeanのフィールド名前は、action+数字となります。
今回、覚えやすくため、左記のように、フレームBeanの名前をmainBeanにします。
フレームBeanのフィールド名前をeventUpdateにします。
結果が、タグ属性テーブルの対応行に反映されます。
画面の更新ボタン操作イベントに対して、更新機能のビジネスモデルで作成した更新処理シナリオを探して、選択ボタンをクリックすると、更新ボタンのイベント処理シナリオを割り当てられます。また、遷移先のHTMLページURLを指定できます。今回、画面を遷移しませんですので、次ページをRESULTにします。
ここまでで、デモ画面の更新ボタンに対して、更新機能のビジネスモデル部分、ビューア部分及びコントロール部分の作成を完了しました。画面の動作確認ための操作手順をもう一度行います。詳細は、”Web画面の動作確認手順”章節を参照してください。
デモ画面の更新ボタンのイベント機能を確認できます。
下記のように、デモ画面上の資産や単位や決済などの内容を変更して、結果が反映されます。